JCRCシリーズ第4戦三宅島S

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レース当日である。
やたら分厚い雲だが、雨は降っていない。
宿から会場までの9kmを使ってアップ。
木曜日の夜練後、左ひざの痛みが気になっていたのだが、今朝ピーク。
普通に歩くだけで痛い。
こんなんでレースになるのか。。。
また何か、負けた場合の言い訳にでもしそうな感じのマイナス思考である。

さて、われらがFは最初のスタートである。
レースは会場周辺の2.5kmの周回コースを4周。
スタート後400mくらいで鋭角に左カーブ、短い急坂を登り、そこからしばらく登り基調を進む。
1kmちょい進んだ辺りから一気にダウンヒル、その後平坦500m、3%程度のゆるい登りを300mこなしたところで10%超の急坂を200mばかりこな してゴールラインである。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=b3a88945c8b6...

事前に@yama_keiさんに聞いた勝負ポイントは、この急登を終わった後、集団のペースが落ち着いたところでアタック、そのまま前半のゆる登りで差を広げて一 気に勝負を決める作戦とか。
ボクは例によって下りで差を広げて逃げ勝とうかと思っていたのだが、逃げ切る差を付けるには下りが短すぎる。
確かに@yama_keiさん作戦のポイントから逃げて差を広げてダウンヒルに突入、追走にこちらの姿を見せない状態で平坦及び最終の登りを迎えたほうが可能性は高そう。

この作戦を念頭においてスタート。
一昨日の船上ではエントリー14名中4人の名がなかったが、そのうち3人は今日になって参加。
ウチ2名は成城高校3年生。あとで先生に聞いたら受験勉強で前泊などしていられる身分ではないそうだ。
戦績チェックで最もマークしていた輪千レーシングチームのT選手は結局ただ1人DNS。勝負は13人である。
注目すべきは4人の高校生。
去年も出ている子もいるようだが、何しろこの年代の自転車部員である、1年練習していればどれだけ伸びるか、全く侮れない。
それからTEAM MILANOの@kobaprojpさん。
過去戦績ではすべてボクが先着しているが、昨日の登坂力を見る限り、登り勝負だけで言うとたぶんボクよりやや強い。
あとは体型的にONIIMAN魚河岸輪野郎の2人。スプリンターな感じなので、集団で最後パワー勝負にするのは避けたい。

この時点で作戦は、ONIIMAN魚河岸輪野郎の2人と高校生に道中脚を使わせるペースを作りつつ、登りでは@kobaprojpさんにペースを作らせて 自分はなるべく脚を温存する。
やってる間にチェックしきれていないほかの選手の脚も見えてくるだろう。

スタートして自分が先頭。
だいぶちんたら進むが誰も前に出る気配なし。
それなら、と、最初の左鋭角カーブ後、急登するポイントをアウターのままダンシングで行ってみた。
スタートしたばっかりで自分の足はだいぶ余裕があるし、疲労しない程度にリズムよく登る。
このくらいはさすがに全員付いてくるが、高校生に火が付いた。
登りが緩くなったところで成城高校2名が突撃。
彼らを前に出させておいてボク、@kobaprojpさん、チーム富士エコーのS選手辺りが続く。
途中ペースが落ちそうになったところで前を変わろうと横に顔を出すと、高校生さらに前に出ようと頑張る。
まだ自転車レースはサボってナンボというところを知らないらしい。完全に火が付いている。いいぞいいぞw

下りでは前に出る。
必死に追走する高校生。
平坦になった辺りでは再び前に出ようとする彼らの後ろに付く。
コレを2?3周やってやったらいくら若くてもバテるだろう。くっくっく。
1周目のゴール前の急坂に差し掛かる。
高校生とともに@kobaprojpさん、富士エコーさんあたりが前でペースを作る。
ボクは脚を使いたくないのと、登りぜんぜんダメなんです?><というアピールのためにダラダラ最後方に下がる。
まだ集団には13人全員いる。
が、後ろのほうで余裕がありそうなのは高校生1名と、先生(成城高校の先生も付き添いで出場している)くらい。
先頭で無茶している2人をおとりにしている可能性がある。
何しろ先生足したら13人中5人もがチームメイトだ。侮れない。

2周目に突入。
ボクの動きは基本的に変わらず。
ゆる登りでは高校生を炊きつけ、下りで前に出、平坦で引かせて、登りは下がる。
おかげでゴールライン辺りではいつも最後方にいるもんだから、観戦している@shi_no_sukeさん辺りから檄を飛ばされる(笑)
3周目あたりで高校生がそろそろバテてくる。実のところはどうか知らんけどそう見える。

そろそろ勝負も後半、引っ掻き回してやろうと下りで下ハンダンシング。
本日のトップスピード67km/h。
見た目は猛烈なアタックだが実はさほどパワーを出していない。
下りが終わって平坦に。このまま逃げ切れる気はしないので力をセーブ。
後ろを見ると、狙い通り集団がバラけながら向かい風を必死に追走してくる。
いいぞいいぞ。

3周目のゴール前登り辺りで集団を見ると、残っているのは7名。
この中でビリにさえならなければE昇格の6着はまず確保。
最低限の目標はほぼ達成したと安堵。あとは表彰台のてっぺんだ。
ボクと、@kobaprojpさん、高校生2人、先生、富士エコー、ONIIMANが1人。
この集団から切れては7位確定なので、さすがにボクも真剣に登りをクリア。
みんな速い。
今年はほんとに登りがダメだ。
登りきって勾配が緩くなったところで一息ついてしまった。
まさにレース前に@yama_keiさんが言っていた勝負ポイント。

ここで高校生1名のアタックを許してしまった。
追走に入ったのが@kobaprojpさんと富士エコー。
ボクも2人について行く。
左鋭角カーブ後の登りで@kobaprojpさんが脱落。
成城高校は前に見えているが、追走はかなり厳しい距離。
「やばい!あれは行かれた!!」
隣の富士エコーに話し掛けて2人で追走グループ結成を試みるも、彼も一杯一杯。
もしくはすでに2着狙いの駆け引きに入っているかもしれない。
仕方なく前で追走ペースを作ると付いてくるので、また先頭を換わってもらう。
彼が前に出るとペースが落ちる。
やはり駆け引きに入っているのか?

成城高校を追いたいが、この状態で追走しては3着になってしまう。
単独で前を捕まえて、さらにライバルを振り切る力は残ってない。
悔しいが富士エコーの後ろで進行。
力を使わずに済む下りポイントでは前に出て成城高校との距離を縮める。
最後の平坦区間。

成城高校との距離はまだある。元気だ。
あれはもう逃げ切りだろう。
ターゲットを完全に富士エコー1人に絞る。
自分が作った下りの勢いでそのまま彼が追ってきたので、さっと後ろに入れ替わる。
富士エコー、明らかにペースを落として左右にラインを変える。
このマークは絶対外しませんよ。ふっふっふ。

いよいよ最後の登りへ。
成城高校はそろそろゴールして優勝を決めた頃だ。
富士エコーが登りはじめからアタック。
すごい勢いだ。こんなに脚が残ってたのか。。。やられた。。。

あえなく切られるボク。
.........このまま3着か。。。

いや、ここで気を抜くと3着どころか昇格圏を外れるぞ。
後ろを振り返り追走人数をチェック。

@kobaprojpさんを先頭に追走4人。
まずい、このまま集団につかまって最後方ゴールだと7着、つまり昇格できない。
見る見るうちに追いついてくる先頭の@kobaprojpさん。
ここでこっちにもスイッチが入った。
横に並んできた@kobaprojpさんを勾配のきついインに閉じ込めて、シフトアップ。
もうめちゃくちゃに踏み倒す。
速度差を見せ付けて諦めさせるしかない。

うぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!

よし、勝った!
再び後ろに離れて行く@kobaprojpさん。
さらに前を見るとなんだか追いつけそうな位置に富士エコーがいる!
しかも激坂を登りきって、勾配がゆるくなった最後の20m区間、明らかにペースが落ちている。
2着は確定と思って気を抜いている。こっちに全く気付いていない!!

@kobaprojpさんを仕留めるのにすでに全力を使い果たしてもう死にそうだが、さらにもう1段力を込める。
後先考えずにシフトアップ。
足が痛い!息が出来ない!
自分でもびっくりするくらいの加速が出来てゴール5m前で富士エコーを差す!

2着でゴール!
若干会場も盛り上がった感じなのが嬉しい。

@yama_keiさんや@shi_no_sukeさんがナイスレース、と祝福してくれた。
同宿だったDクラスの選手も、3着の人が相当悔しがってたよ、と教えてくれた。

高校生の逃げを許してしまったのは相当悔やんではいるが、それ以外ではおおむね思ったとおりにレースを作れた感じ。
まあ、満足です。
Fクラスとはいえ、参加者の少ない三宅島とはいえ、今回は完全に自分の力だけで手に入れた銀メダルです。

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このブログ記事について

このページは、arigariaが2010年6月20日 14:35に書いたブログ記事です。

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