7月にLEGONで入籍&奥様ご懐妊報告をしたところ、お祝いをしたいから、と尾道サイクリング協会(OCA)の濱本さんから、しまなみアイランドライドへのご招待をいただいた。
この週は関東では大イベントの一つである富士チャレンジ200があってチーム戦のほうで出場を検討していたわけだが、そもそも富士スピードウェイのコースが大嫌いな自分としては余り乗り気ではない。
ご招待に甘えて、参加させていただくことに。
ところがOCAのコミュニティーで話を聞いていると、どうやらOCAは大会運営側の立場らしい。
ただ遊びに行くというのも気が引けるなぁ、何か手伝えることありませんか?と聞いたところ、じゃあ、大会の伴走者をやってくれ、となった。
しかもいくつかあるコースの中で最長の200kmコースの。

一番短い60kmガイドツアーは、地元今治の山鳥レーシングが伴走を担当、島の見所を回って案内しながらゆっくりサイクリング。
90kmコースは今治側の糸山公園をスタート、しまなみ海道を渡って尾道側・向島の運動公園にゴール。
130kmコースは向島を出発、しまなみ海道中間の大三島をぐるっと1周して折り返し、向島に帰る。
200kmコースは向島から、各島をぐるっと1周しつつ今治の糸山公園まで行き、また向島まで折り返す。

イチ参加者として考えれば200kmの完走は自分にとっては特に困難でもないが、伴走となると話が違う。
伴走者が一般参加者よりバテるわけにもいかないだろうし。うむむ。。。

というわけで当日。
200kmコースの伴走は、基本的に実業団の選手たちが行う。
人数的に足りない分をOCAが手伝う、といった立ち位置。
先頭には旗を立てた3名の伴走者。この人たちには35km/h越えるようなペースで、ASにも一切立ち寄らず、ひたすら200km走り続けろ、との指令が。
参加者には、先頭走者を抜いたら失格ですよー、これはレースじゃなくてサイクリングですからね、とアナウンスが。
抜いたら失格と言うか、ノンストップで走る実業団選手を抜けるもんなら抜いてみろ、とも言う。

参加者は自己申告で、A組、B組、C組に分かれてスタート位置へ。
A組は30km/h以上、B組は25km/h前後、C組は20km/h前後で走りたい人、という設定。
このあたりはスタート時点での話であり、途中で遅れても、もっと前に出てペース上げてもそれはまあ勝手にやってくれ、という感じ。
これらの組をさらに30人ずつくらいに細分して、それぞれの小隊の先頭を伴走者が牽く感じでスタート。
前の方の早い組を牽くのと、リタイアする選手を回収しつつ制限時間ジャストにゴールする難しいお仕事・最終伴走者は実業団に任せて、OCAは最終の前のいくつかの組を担当。
自分はC組の頭あたりの小隊を牽いて出発した。

向島を4分の1周ほど、因島大橋を渡り、因島を半周したところで最初のASがある。
まずはそこまで、後方の組なので平坦20?25km/h程度のペースで牽く。物足りなければ前の組に行ってもいいよ、というアナウンスもあったが、自分を抜いて前に出る参加者は無し。
前の組でパンクがあったのを伴走者が見ているようで、伴走者を失った前の組がペースダウン、そのまま何人かを吸収してしまって自分の組は50人ほどの1列縦隊。

自分の統率に従う50人。。。
なんか気持ちいいぞこれ。。。

伴走などという面倒なことを引き受けて実は若干後悔していたが、これはこれで楽しいかもしれない。

因島の東半分は初めて通ったが、なかなかにアップダウンが多い難コース。
平坦25km/hがちょうどいい人たちでも無理のないペースで登る。
さすがにこうなると物足りない人が何人か先行していくが、半分くらいは登り切る頃には追いつく。
このあたりでなんとなく分かってきた。
ロングライドイベントに出ている人たちは、みんながみんな問題なく完走できる力を持っているわけではないということ。
体力的にギリギリ完走できるかどうか、という人もいれば、体力的には問題なさそうだけど、経験不足からペース配分が分からない人もいる。
普段自分より走れる人たちとしか走っていないので、このあたりに気付いたのは新鮮だった。
伴走者の任務はペースメーカーとコース誘導、さらに励まし!と指示されていたが、コース誘導は全ての曲がり角に立哨が複数人いて問題ないし、ペースメーカーも何も、レースじゃないんだから全員自分ペースでええやん、と思っていたのだが、ようやく我々の存在理由が分かった気がする。
このくらいの短い坂で一定ペースを作っている自分をかなりの勢いで追い越していったのに、頂上までにヘロヘロになってる人だっている。
経験不足だからどのくらいのペースで自分が登れるのか、分かっていないということだ。
あんな登りかたをしていたらまず200kmも持たない。
淡々としたペースでも頂上で追いつく、というのをこっちが見せてやるだけでも、彼らの走り方の参考になるんじゃないのかと。
伴走者が息を荒げていてもかっこ悪いので、追いつくときには涼しい顔をする演技もすることにした。

ようやく最初の因島のASに到着。
休憩の時間はまちまちなので、今いた人たちと同じグループはもう作れないから、ココからは適当な間隔を作って伴走者はスタート、ペース作りに専念せよ、との指令。
1人、また1人とパラパラ出発するので、最初から人数をまとめきれない。誰もいないが適当にスタート。
後ろに2?3人追いついてきたあたりからまた25km/hペースを刻む。
追いついてくる人たちでも自分を抜く参加者はほとんどいない。
逆に前方から、落ちてくる選手を1人ずつ拾っていく。
次のASに着く頃にはまた30人くらい後ろにいる、というパターン。
ASに着いたらまた今のグループは解散、単独でスタートして、一人ひとり拾っていってまた集団に、の繰り返し。

自分もASで少しは休もうか、とも思ったが、このペースならさして辛くもないし、ちょうどいいタイミングで出発する伴走者がいないので、じゃあ行くか、という感じでほぼノンストップで進む。
そして折り返し手前の下田水のASに到着。
ここで参加者に弁当が出ているのだけど、けっこう参加者で賑わっているし、伴走者がそこに入っていって弁当受け取るのもなんか悪いな、と思ったのでまた出発。
来島海峡大橋を4km渡って四国サイドの糸山へ、すぐに折り返して海峡大橋横断。
橋の上は狭いので20km/h行かないようなペースでまったりと安全に気を配る。
そして大島に上陸、西海岸沿いに北上。
1箇所小さい峠があるので、ここはちゃんとペースを作ってあげないと辛い選手が出そう。

あー、水分の補給を忘れた。
もう残り少ないなぁ。
まあ次のASで入れたらいいや。
そういえばさすがにちょっと腹も減ってきたな。

大島に着いたら橋のたもとにさっきの下田水のAS。ここでいいや、と考えていたが、大会コース的に、帰りは横目に見るだけで寄らない設定。
むー。
伴走者がコースアウトするわけにもいかん。
すでにこの段階で20人近い列車になっているし。。。

カンペ取り出して見てみると、困ったことに次が遠い。まだ40kmくらいあるぞ。
大島と次の伯方島を大周りして、大三島の多々良大橋まで着いてようやくASである。

自分の休憩時間を取っていない分、たぶん自分が引率しているのはB組あたりの人だろう、と判断。
ペースを25?30km/hあたりにしてみるが、特に問題なくついてくる感じなので、ココからはこれで進行することにする。

帰り道は向かい風である。
ワリと大変だ。
これは列車じゃないと辛い人がいるだろう。自分にとっても頑張りどころである。

大島クリアして伯方島に入ったあたりからかなり力が入らなくなってきた。
どう見てもハンガーノックです。来るだろうと思っていたけどやはり来ました。マズイ。
しかし長い列車が後ろにいる手前、いきなり失速するのもかっこ悪い。。。
こうなったら仕方ない、多々良のASまでこのまま引き倒してそこで死のう。
ココで失速して参加者のペース乱すよりは途中のASまでやってから消えた方がいいだろう。
幸い伯方島は大した登りポイントもない島。
おまけに風の当たらない側を通るし、そもそも一番勝手の分かってる島でもあるのでペースを作るのは楽。

どうにか多々良に着いた。
「ありがとうございました!けっこう大変で牽いてくれて助かりました!」
到着と同時に列車にいた人が2?3人、わざわざ自分を探してお礼を言いに来てくれた。
こう言ってもらえるだけで疲れは吹っ飛ぶもんだなぁ。
ちょっと泣きそうになったのは内緒である(笑)

とにかく補給である。
道中メイタンで食いつないではいるが、固形物を食べたい。
ここは130kmコースの昼食ポイントなので、弁当あり。
130kmの人で今頃弁当を食っている人ももうほとんどいないで余っている模様。
伴走ですけどこれ一つ貰っていいですか?と聞いて鯛飯ゲット。
さらにコーラがうめぇ。
だいぶ(気分的に)回復したのでスタート。

しかし体調がかなりまずいことになっている。
多々良大橋を渡るところなので、15km/h程度でゆっくり進行しているだけなのに心拍が180?220あたりを行ったり来たり。時には280なんて見たこともないものが。。。小動物か。
Garminの異常かとも思ったが脈拍が変なのは自分でも分かる。たぶん正確な数字だ。
医学的なことはよく分からんけども、急に血糖値を上げたから頻脈の発作か出ているって事なのか?
ちょっとでも気分が悪くなったり、めまいがしたらさすがにすぐ横になるつもりで様子を見ていたら、因島に上陸して2?3kmくらいでどうにか150あたりで安定してきた。
これなら大丈夫か。

と思ったら別の問題が。
ちん○んが無くなった。

男の子の自転車乗りなら分かってくれる人も多いんじゃないかと思われるこの感覚。
サドルでちん○んの血流と神経が圧迫されて麻痺状態に。あれ?ちん○ん無くなった?ちゃんと付いてるよね??不安になるこの感覚である。
誰も見ていなければ容赦なく手を突っ込んで確認したり、腰を浮かしたり無駄なダンシングして血流を回復させたり、果ては公道上でちん○んをマッサージをしてみたりと、人に見られたら犯罪的なことをして解消するのだが、今は伴走者である。

後ろに30人からギャラリーがいる中でレーパンに手を突っ込むわけにはいかない。

腰を浮かせるのも、どうしてもある程度ペースが乱れるので、先頭がやっていい動きでもないだろう。
普通のローテーションなら後ろに下がってやればいいんだけど、伴走者じゃそういうわけにもいかないし。
なかなか厳しい向かい風区間なので、キレイな一定ペースを刻んであげないと脱落する人が出そうだ。
回復しないまま最終、因島のASに到着。

ここでも途中で拾った人たちから、
「向かい風で辛いところを拾ってくれて助かりました!」
とお礼を言ってもらえた。
オラのちん○んと引き換えの大仕事である。
ちん○んの犠牲を無駄にすることなく、このまま完走していただきたいものである。

ここで90kmコースに出ていた@mrynasuに追いついたので、ちん○んを失った窮状を切々と訴える。
大手術からの復帰で一生懸命に走っているところで、あと一息で感動のゴールだというのにこんなことを訴えられたらたまったもんじゃねぇな。うん。

もちろんオラにジュニアがそろそろ誕生することを彼女も知っているので、
「もう一回使ったんやから無うなってもええやん。」
と言われた。

最後の区間はそれほどの距離はない。
参加者たちもゴールが近い分、元気もある程度出てきていて列車にならなくても進める人が多数。
自分はもうココまでどおりの淡々ペースを刻み続け、みんなをゴールまで連れて行って業務終了である。
向島は平坦だが、最後の会場へ曲がるところだけ、約1kmばかり登りになる。
ラストだから行ける人は行ってくれ。
と自分はシフトダウンしてゆっくりペースで登労、と思ったらチェーン落ち。かっこ悪い。

「すみませんチェーン落ちしました。先行ってください。すぐゴールですよ!」

声を掛けるとみんな口々にありがとうございました、助かりました、と言って元気に登って行く。
なんだか育て上げた子供の巣立ちを見守る心境でございます。

一参加者ではこういうのは味わえなかったなぁ。
とてもよかった。

市民Cクラスにエントリー。
1周約10kmのコースを2周回。
平坦基調、ところどころちょっとだけ、気にならない程度のアップダウンが続き、最後にまとまった1kmほどの登り、下って今度は300mくらいの登り、最後下ってそのまま平坦でゴール、というコース。

市民CクラスはJCRCのE、Fクラス相当、という話ではあるが、JCRC主管のレースではないのでその辺はあくまで目安。
あんたもっと上のクラスでしょ?って人がいるはずで、おそらく彼らがレースを作ることになる。
自分もDクラスではあるが、これは群馬のレースで自分でも驚くくらい上手に立ち回れたからこそのDクラスであり、本来の脚力的にはE相当。

この条件でどういうレースにするかを考えたところ、まず最初の登りに入るまでは特に問題なし。
問題は最初の1kmの登り。
下りのコーナーがきつすぎるため、下りを使って前との差を縮めるというのは現実的でない。
となると、登りでとにかく集団から切れないこと。
勢いでどうにかなる距離の登りではないから、ペース配分がうまくいくかどうか、が明暗を分けるはず。
なにも先頭で登りきる必要はないが、メイン集団の最後尾にギリギリ残るくらいで登る。
それが出来れば最後まで集団に残ることが出来るはず。
あとは最後のスプリントはやってみなくちゃわからんからそのとき考える。

大まかにこんな感じに考えてスタート。
最初はコースに危険箇所もいくつかあるし、前に顔出して存在をアピールしておこう、という目的があったので、6-7番手くらいで。

しばらく行くと先頭にAQULSのメンバーが3人(4人?)固まってコントロールを開始。その後ろに3人ほど入って、次が自分、と言ったような並び。
AQULSがローテを始めるが、その後ろにいる人が2番目までは出てくるのだがそれ以上前に行こうとせず、下がる。
と思えばまた2-3人目に顔を出し、、、というような行動を。
これに対してAQULSのS根さんがローテ入らないなら前に来るな、前に来るなら引け!と注意。
言われたその選手、その後は2-3番手あたりには出てこないけど、それでも5-6番手あたりには常にいる感じ。
この場面で前の並びがちょっと崩れたので、自分の前3人を飛ばして自分がローテに入る。

ある程度顔を売る程度に回してまた下がって、と思ったのだけど、前のローテに入ってくるのがAQULSとボク、あとは1-2人くらい。
先頭終わって下がろうとしても4人目の後ろあたりでぽっかり1人分空けてやがる。。。こうなるとこの隙間が気になって結局自分で埋めてしまい、自動的にまた4人目で先頭。の繰り返し。

回してるうちに乗って来てしまって結構な勢いで牽いてしまった。。。
まずい、と思って今度は隙間を見ないようにして20人目くらいまで一気に下がったが、時すでに遅し。

メインの登り区間のスタートである。
登りはじめは意外にスリップストリームが効いていて、結構な速度でさくさく登れてしまう。
その後左ヘアピン。
ここまでさくさく登れてしまったので、ここもインをダンシングでクリア。

これが脚に止めを刺した模様。
帰宅後ログを見ると、このあたりで心拍がMAX。
それまでの先頭交代でもMAXの90%あたりをずっと使っている始末。
登りの後半で耐え切れなくなって後退。
いや、後退するだけならある程度戦略の範囲内だが、後退どころか逆噴射状態。
集団最後尾につけるというのにも失敗。

その後二つ目の登りをクリア、ゴールラインに戻ってきたあたりで、確かピナレロジャージを着ていた選手に追いつかれ、彼が一緒に回していこう、と誘ってくれたのでローテーションを行うが自分が一杯一杯。
申し訳ないが先行ってくれ、と伝えて終了。

その後また集団に拾われる。
一回やめちゃってたのでこの5人ばかりの集団でローテするのはワリと楽。
自分の先頭の番で、折角だからこの集団でちょっとでも前を追おう!と余計なことを思いついてじわっとペースアップ、おかげで今度は集団から離れて飛び出してしまった形に。
すぐに集団から抜けて追走してきたAQULS・@gochouetteさんと二人で回しつつまた登りの始まる辺りまで。

が、二人旅もおいらのエネルギーが再び切れてここまで。

なんだかもう一人で周りのペース乱しまくってすみません。。。

登り区間でtwitter仲間のRAVANELLO・@ikb_kenboさんとリアルでは初対面のご挨拶。
群馬であれだけ速かったのに何でこんなところにいるの?とか言われてしまうw
登り区間がこの半分ならもっと上手くやれそうなんですけど。。。

登りが終わるまでに周囲の人たちは前に後ろに離れて一人旅に。

ラストの下り。
左から自分を交わしていった選手がいるので、ここはちょっと意地になってくらいつく。
よーし今日のところはさしあたりこの選手に勝って帰ろう。
このまま最後チョイ差しで、、、、などと姑息なことを思いつくが、ちょっと前に@gochouetteさん発見、欲を出して前に出て追走開始。
もうめちゃくちゃである。
どうせ優勝争いではないし、もうトレーニングだと思ってクタクタになるまで走ろう。

相方も火がついたのか再度前に出て牽く。
もうゴールは間近。
一応ちゃんと牽いたし、いいよね?という具合に残り100mでスプリント開始、結局@gochouetteさんには追いつけずゴール。

結果は発表前に帰ってしまったので当日は分からず。
46位でした。
最後のレースはオープンIのB3組。
年齢別のマスターズは、うまい人から下手な人まで、いろいろ揃っているので集団前方はそこそこ落ち着いているのだけど、オープンIだとうまい選手たちはオープンIIとか、エリートとかに出てしまうので、恐ろしさはマスターズより上、というのが去年の印象。
血だらけで350km渋滞の中帰りたくないし、まずのミッションは生きて帰ること。冗談じゃなく。

スタートして先頭20人以内に位置して、その位置をキープ。
位置がよかったのか、今回は怖さはあまりない。
だが2周目の登りでは、この位置で集団について行くのが苦しくなる。
3種目めともなると、だいぶもう疲れている。
今はまだいいけど、これ最終周回で勝負かかったら絶対何も出来ずに終わりそうだ。。。

どうしよう。。。

この大会に大勢出ている愛知県のショップチーム「光」の選手が自分の前。
けっこう上手くて安心できるので、ずっと後ろにいさせてもらう。
なんとなくジャージを見ていると、hikaru-k.comの文字が。

「ヒカル」だったのか。。。

ずっと「ヒカリ」だと思っていた。。。

「ずっとヒカリだと思ってましたよ、ヒカルだったんですねー。」
と前の人に話しかけそうになったが、レース中にそんなこと言われても困るだろうから我慢。

2周目のS字の下りへ。
ココは向かい風がきついので、下りなのに結構大変だが、折り返したゴール前の登りが追い風になる。
その分今日は意外に登りが楽だ。

解説の今西さんもそんなようなこと放送で言ってるし。

抜け出すとしたら最終コーナー立ち上がっていきなりアタックがしたいなぁ。
でも自分の脚はこの状況だし、そもそも万全でも周りのレベル高いし、難しいよなぁ。

そこで突然スプリント賞の存在を思い出す。
3周のレースでは、2周目でトップ獲った人にスプリント賞が与えられる。

これなら行けんじゃね?
狙ってくる人もそう多くないだろうし、上手く立ち回ればあるいは。。。
最終コーナー。
インベタで、膨らまないギリギリの速度で回る。
ストレートになった瞬間に、自分の前が開く。
やばい、計算どおりである。
こうなったらもう行くしかない。

本気スプリントの8割くらいという中途半端な速度で出てみたら、誰もついてこない。
あるいはアイツ1周間違えてる、と思われてる節もありw

ゴールラインがどんどん迫る!
後ろも追ってきているが、差はまだ大きい。いける!
あと30m!
ここで踏み倒す!!




とやっていれば獲れたのかも知れないが。。。。



獲れそうだ、と思ったところで変な欲を出してしまった。
「獲った上でまた集団に戻って最後の勝負の脚を貯めなければ。」

次の瞬間、右から差される。
慌ててこっちもスプリント体制に入るが、差が縮まらない。
1馬身差で2番手通過。

すぐに集団に飲み込まれる。
スプリント賞獲った人はそもそも強い人なんだろう、普通に集団復帰して行くが、ボクは終了。

そもそも3周持たない、レベル的にも勝負にならない、と思ったからこそスプリント賞を狙うことにしたんだから、やるんだったら迷わず踏み倒すべきだった。

集団に戻って脚をまた貯めて、、、なんてことが出来るならそもそもスプリント賞狙いじゃなくて最後のスプリントやれるわけやし。。。

最後の1周は当然のように一人旅でちんたらとサイクリング。

大会サイトのリザルト(PDF)
66位 28:54.63 36.24km/h



まあ成果としては

「スプリントポイント、1位○○○選手、2位LEGONアリガ選手の順で通過!」

@Kinuettaさんにアナウンスしてもらったことでした。
2日目。マスターズのレースは朝イチである。
7時半ごろレーススタートだから、6時から1時間くらいローラー回すかな。
宿から会場まで30分くらいだから、5時起きで10分で支度して出ればいいか。
と緻密な計画の元に前夜は四日市泊のLEGONメンバーと焼肉。

宿のホテルは一杯で、近くの800円のコインパーキングに停めていたのだが、お金清算したのにストッパーが下がらない。
駐車場の連絡先に電話すると、機械のリセット操作を教えてもらうが、下りない。
何かが引っかかってることもあるから、踏んでみろ、というので、それも試すが下りない。
じゃあ申し訳ありません、係を急行させるので15分下さい!

と言われてから30分後にようやく係の人到着、どうにか直してもらい、会場入りしたがローラーを回す時間は10分くらいしかない。
仕方ないので5分軽く回して、5分で心拍マックスまで持って行って終了。
列に並ぶ。

スタート位置は@imatch8929さんと並んで先頭。
最初の登りでいきなり脚に疲労物質の蓄積を感じる。
これはキツイ。筋肉のこわばりも感じるし。。。
でもとにかく鈴鹿のレースはいろんな人がいすぎて前20人くらいにいないと危ないので、無理しながらも前の方へ。
自分の前の人が登りで一生懸命なあまり、下向いてフラフラ走っていて、怖いなぁ、と思っていたら、ボクの左にいたチーム光の選手もそう思っていたようで、一生懸命頑張りたいのは分かるけど、まっすぐ走れていなくて危ないから、とにかくちゃんと走れる位のペースまで下げよう、無理してこの位置にいないで後ろへ行こう、と諭す。
言われた方も素直に聞き入れてくれたのでまずはOK。

とにかくホントに危なっかしい人が多いので、JCRCのいつものレースと比べても声がよく出る。
ラインキープ、コーナーでインをつぶすな、左寄りすぎだから全体的に右へ寄れ、次登りで失速するから前注意、あそこいつも滑るから減速。
自分もかなりいろいろしゃべった。

そうこうするうちに最終の3周目に。
2周目でワリと休めたおかげで、最後のスプリントで何か出来そうな気がしてきたので、前の方にいる人のうち、スプリント強そうで風除けになりそうな体つきの人探したり、脳内シミュレートしたり。
集団の前に1人逃げがいて、とりあえずアレ捕まえるところまで回そう、という声もかかるが、言った本人含めて誰も動かない。
スプーンカーブあたりでとうとうボクが根負けして追撃。やはり誰も手伝ってくれない。

あとで@nasu_jさんに聞いたら、ああいうのはどうせ放っといても潰れるし、潰れないような人ならそもそも勝負にならないので諦めるのが正解、と言われた。
逃げの背中を遠くに見ながら何もしない状況に痺れを切らせてしまった自分はこの時点ですでに勝負に負けていたわけだ。

集団の前に出てとにかく引き倒す。
お前ら何にもしないなら逃げは自分が潰すから、後はどうにでもしてくれ、と思った。

思い返せば確かにテンパってますねw

デグナーカーブの手前までに捕まえたので、やれやれ、と自分は集団後方に下がる。
もう一杯一杯で、このままゴールを迎えても何も出来ないだろうけど、まあちょっとでも休もうか、と。

が、デグナーカーブの立ち上がり、集団のかなり先頭、中央の2人が接触、周囲数人を巻き込む落車発生。

落車ー!

と後続に注意しながらも自分は衝突コース。
やっちまった。。。

と思ったら倒れている選手の間にほんの少しだけ隙間があってすり抜けられた。怖かった。
が、落車の影響のなかった選手たちはすでにだいぶ先。
続いて我々のような、落車は回避できたけど、スピードは殺された組。
前を追ってみたが、休もうと思っていたところでこの状況、完全に脚が終わった。
先頭との差は開くばかり。
ここでサイクリングに切り替え。
安全第一でS字を下り後ろのほうでこっそりゴール。
108人中70位。

大会サイトのリザルト(PDF)
昨年出た大会ではあるが、1年前の記憶だけで走るのも怖いので、7時ごろコースを試走。
前日夜開門前から場所取りのために並び、開門ダッシュするなど、30分くらいしか寝てないからキツイが。

1周目はポイントポイントをエンデューロチームのメンバーの1人、LEGON・@eichan1203に説明しつつ。
2周目で同じくLEGONのteruさん+runrunさん夫妻と会ったので、今度は二人に同じ説明をしつつ回る。
3周目は本気走りで1周して終了。8分50秒もかかった。まあ人を避けるので時々失速するからこんなものか。

その後、時々寝るんだけど地面硬いし、暑いし、けっこううるさいし、LEGONや今回共同戦線を張ってくれているNasu Fun Club、さらにはTeam ARIの5ステージに出ている@suwaachiさんら、仲間が出ているレースも気になってあまり休めない。
@legoncycle@uchiike@LEGONLATE@nasu_jさんからなるLEGONチームのTTTの激走を見たあたりでそろそろ出番も近づいてきたので、アップ開始。
(チームTTは結局銅メダル!)

2時間エンデューロ3人部門、1番手は自分、Nasu Fan Club・コジマ選手→LEGON・@eichan1203とつなぐ予定。
自分の並び位置は300人目くらい。
まずミッションとしては先頭集団までポジションを上げる。
最終的には14周くらいでフィニッシュのはずなので、3で割って出来れば4-5周そのまま耐久。

後方に目をやるとさらに500人くらい後ろにTTTの表彰を終えたばかりの@legoncycleさん。
間違いなく追いついてきそうである。

スタートして数秒後、自分の周りがようやく動き始める。
人が多すぎてスタート直後は動けないわけです。
この種目は参加者のレベル差も大きいので、ボクの目から見ても止まってるんじゃないのか、くらいのペースの人も多い。
そもそもスタートしてから1kmばかりずっと登りだし。
とにかくポジションをここで上げていって、坂の上のシケイン辺りは周囲の危なそうな人に後ろから声を掛けながらゆっくりと。
西ストレートで気持ち広くなったところで再び加速、スプーンカーブの登りあたりでどうにか先頭グループのケツに取り付く。
取り付いてしばらくは付いて行けなくなった人がポロポロこぼれ落ちるので、中切れを繋ぎなおす作業をしているうちに1周終了。
ここで登るのはかなりきついけど、ここで遅れると1周頑張った意味がなくなるのでとにかく付いて行く。
2周目後半あたりで息が整ってきたので時々先頭ローテにも参加。

3周目でもうだいぶしんどくなってきたので、ここらで交代を考える。
普通に離脱すると2番手のコジマ選手が集団に入れなくなるので、最終コーナー回ったところでアタック、単独飛び出してピットへ飛び込もうとするが、この時点ですでに周回遅れでピットに入る人も大勢いるので速度を出せない。
まあ2時間楽しく走ろう、という競技でもあるから仕方ない。

結局交代のロスで先頭を捕らえ損ねたコジマ選手、続いて@eichan1203もほぼ単独走だった模様。

2回目の自分の出番もやはり単独。
何度か集団らしきものが自分の後ろに出来るが、おおむね自分より遅い人が、程よい機関車発見!とばかりボクの後ろに付いているだけなので、こっちは別に楽にならない。
いっぺんキツくなったので先頭交代の合図を出したところ、後ろの人が了解して前に出ようとして頑張ってくれているのだが、結局下がろうとしているボクの真横に並ぶくらいで一杯一杯らしく、そのまま失速、なんてシーンも。
しょうがないので2周で燃え尽きるつもりで牽きまくることにした。
あとはコジマ選手が何とかしてくれるだろう。
2人チーム部門で銀メダルを取れた去年は、エースのコジマ選手が順位をひたすら上げまくり、自分が彼の休憩時間を確保する間、順位を落とさないようにする、という走り方だったが、今年は去年の自分の役を@eichan1203と2人でやるかんじ。
コジマ選手の負担変わらずw

2周で予定通り燃え尽きてラストを任せる。

12?13位あたりで終始展開していたが、ラストで1-2人抜いてくれた模様。
今年のリザルトは13周で11位でした!
大会サイトのリザルト(PDF)

アリガ(3)→コジマ(3)→@eichan1203(2)→アリガ(2)→コジマ(3)

@eichan1203出番少なくてごめん。。。